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鍵を開けて、ただいま。も言わずに家に入る。
きっと皆寝ているだろう…。起こしてはいけないな。と考えて音を立てない様にリビングを抜けて子供達の寝室に入る。まだ幼い子供達は可愛らしい寝息を立ててグッスリ寝ている。可愛らしい光景に思わず頬が緩んでしまう。子供達の寝顔は疲れを吹き飛ばしてくれる。
一頻り眺めて、更に隣の寝室へ。
そこでは子供達の両親がグッスリ眠っている。
それだけを確認すると、私は何もせずに玄関のドアを入ってきた様にコッソリと開けて閉めるとその家を離れた。
真夜中の他人宅への身勝手な訪問は止められそうにない。
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