私の想いよ 夜空に輝け

6/7
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
花火に夢中になっている水音。私はゆっくりと息を吸い、呼吸を整える。 ーどんな結果になっても、私は想いを告げるためにここに来た。たった一言だけ。 夜空に輝く花のように、私の想いも輝くかな。 「水音、今日は話したいことがあって、お祭りに誘ったの」花火の音に負けないように声に力を入れる。いつもとは違う私の雰囲気に、水音の表情も真剣になる。 「実はね…ずっと前から」 たくさんの花火の灯りのおかげで、はっきりと水音の顔が見える。 「水音のことが、恋愛として好きです」 はっきりと驚いた表情が見えた。びっくりするよね?当たり前だ。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!