狛狐の穏やかな日々

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ミヨだけはコンの目を見詰め、ニッコリと声に出さず小さな口を動かす。 ・・・金狐の神様、今日も1日ありがとうございました・・・ 歩き始めた一男の後ろから鳥居の天辺を見上げたミヨ そこには優しい眼をしたハクが子供達を見守っていた。 フワッと微笑み、"銀狐の神様、また明日"と小さく手を降り一男を追い掛けた。
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