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しばらくして女の子の腕は力をなくしてだらりと垂れ下がりました。
私はその動かなくなった女の子の身体を見て、慌ててその首を離しました。
ごとりと女の子の体は頭から床に落ちましたが、その衝撃にも女の子の体はぴくりとも反応しませんでした。
「えっ、う、うそ、や、わ、わた、ひと、ころし」
がくがくと震えながら、女の子の死体から後ずさりして玄関の方に這っていくと、扉が開き買い物を終えた先輩が入ってきました。
「あっ、せ、せんぱい、わた、わたし、ひとをころし……」
先輩の姿を確認した私はすがるように彼女に抱きつこうとしました。
「えっ、繭、どうしたの?」
「おんな、おんなのこを……」
「なに、どこに女の子がいるの?」
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