夏といったら…

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ある日ギルド"アビス"に 四人の少年少女達が掲示板でどの依頼にするか 話し合っていた。 「あー。 あっちぃ~」 「リュウ君それは言わないで、 聞いてるだけで私達も暑く感じるから…」 「しかしこの暑さだ。 今の自分達に出来る依頼が―――」 「! ねぇねぇ三人共。 この依頼なんてどうかな?」 イブは一枚の紙を指差した。 依頼内容は、 "海の家の手伝い&魔物の対処" と書かれていた。 「海か~。 そう言えば今年はまだ一回も行ってないね」 「あぁ」 シンとアンナの話を聞いてからリュウは、 イブを見た。 「…もしかしてイブ。 お前海に行きたいのか?」 「ん~。 行きたいって言われても 私海って知らないんだよね」 それを聞いてリュウは、 以前イブはトランプ団という組織で過ごしていて 外の世界のことを知らないことを思い出した。 「…なぁこの依頼にしないか? 「何でリュウ君?」 なんてゆうか、俺達まだ今年海に行ってないな って思ってな。 それに俺海の魔物と戦いたいからな」
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