第二章 お仕事開始!

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朝の光が部屋に差し込む。だけど、眠たい。まだまだ寝ていたい。寝返りを打ち気がつくと眠りの世界へと旅立っていた。微かに漂ってくるお味噌の良い匂い。お母さんが朝ごはんの用意をしているのかな。 その時。 「カンカンカンカン~」 お玉とお鍋が擦り合わさったような強烈な音が聞こえた。 「るり子ちゃん、いつまで寝ているの~」 おばあちゃんの大きな声が聞こえてきた。 ここは高尾だった。おばあちゃんの家だった。
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