第三章 里奈の気持ち
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第三章 里奈の気持ち

「おばあちゃん~お腹すいたよ~」 「はいはい里奈ちゃん、ちょっと待ってね」 「まだ~おばあちゃん。お腹すいたよ」 里奈のやつは、椅子の上に体育座りをしている。 南橋家の里奈が早起きをする時の朝の光景なのだ。 「はいはい、里奈ちゃんトースト焼けたよ」 「やっと食べられる」 そう言って里奈はおばあちゃんからトーストを奪い取るような形で、パッと強く取る。 食パンを焼いてもらいながら、なんていう態度なんだろ。どうして、おばあちゃんは怒らないのかな? わたしは、この態度を見るたびに頭にくる。
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