讃えよ! シンミンゼミ

反体制派の心を折るため、皇帝は彼らが象徴として掲げる蝉に自らを讃えさせようとする

人鳥暖炉

SF 完結
11分 (6,223文字)
この小説はフィクションであり、習○平とは実際関係無い。

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あらすじ

 その鳴き声が『人民』と連呼しているように聞こえることから、帝制に不満を覚える勢力によって象徴として掲げられている蝉、ジンミンゼミ。  皇帝はこの不快な蝉の鳴き声を国中から消し去るべく、皇帝を讃える声

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感想・レビュー 2

遺伝子改変技術で自らを讃える鳴き声のセミを造らせた皇帝。しかし、生き物はそう簡単に人間の思い通りにはならない。 テンポの良いコメディと作者さまお得意のズッコケ展開に、リアルな生命技術の豆知識が合わさっ
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SFとコメディが入り混じった作風、楽しいです。この笑いのセンスが好きです。短編で、サクッと読めて、面白い。素敵な作品です。
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