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「やれば出来るじゃん」
って先輩が言ってるのが聞こえます。
「イメージでとアドバイスが貰えたので…後はハルトに教わった空中浮遊も出来ますよ。」
そう言ってから、
「レビテーション!」
浮遊して動くそして花壇の上まで行き、
「ウォーターシャワー!」
花壇に水撒きです。
「へぇ~リアム君には驚かされますね。」
カール先生が呟く。
「取り敢えずこんな感じですかね。
どちらかと言うと生活に関わるところで使えたら便利だな~って思うものの方がイメージわきやすいです。」
地上に無事に降り立った私はカール先生に現状を報告する。
「君、種類の異なる魔法を同時に使えるんだね。」
先生からは思ってもいなかった言葉をかけられた。
「それはどう言う意味ですか?」
「大抵同じジャンルの魔法は重ねて使える人はいるけれど、今みたいに風と水を両方いっぺんにはかなり難易度が高いんだよ。おまけに立て続けに魔法を繰り出したが、君は全然疲労していないようだし…大したものだよ。」
なんか気が付けば褒められている?
でも全然普通がわからないからな……
そんなこんなで今日の魔法の授業は終わりとなった。
「リアム君は大物のようだね。初心者とは思えない技だったよ。」
とグレイン先輩。
「まぁ、まさか空中浮遊からの水撒きだとは思ってもみなかったけどな。」
とクシュール先輩。
「攻撃魔法はこれから教えてあげるね。」
とウェスター先輩。
「放課後特訓だ。」
とハルト。
皆様にそれぞれお言葉を頂きました。
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