貴族学校へ中途入学です。

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貴族学校へ中途入学です。

今日は学校の敷地に初めて足を踏み入れます。 本来なら学校は春に一斉にスタートするものですが、リアムが目覚めていないので体調不良を理由に入学を見送っていました。 因みにリアムが寝たきりだと言うことは3年間伏せてきました。 しかし15歳の年に学校へ行くことは貴族の息子にとって義務であり、半年間課題をこなす事でパスしてきましたが、とうとう出席するように国からお父様へお手紙が来てしまったようなのです。 因みに課題をこなしていたのは私、エレナです。 貴族学校は基本寄宿舎がありそこから毎日通います。 空き部屋があるとの話で、2人部屋を1人で使用出来るそうです。 大変助かります。 何だかんだ着替えやシャワーで気を使うので…… 今日は取り敢えず荷物整理と周辺散策がノルマです。
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