貴族学校へ中途入学です。

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なんと私の右手がピカっと光ったのです! でも一瞬で光は弾けてしまいました。 「お前魔法使えるじゃん。」 驚いていると彼が言いました。 「うそ!僕魔力持ちだったんだ?」 「知らなかったんだ?訓練すればもっと凄いこと出来るぞ。」 そう言ってくれました。 「訓練する授業もあるの?」 「選択授業があるよ。魔力持ちの確認をして、あるやつは授業が受けられるんだ。」 「そうなんだね。じゃあ僕もその授業受けられるかもしれないんだね!」 嬉しくなって来て思わず彼に笑いかける。 何故か彼に視線をズラされてしまった。 ちょっと馴れ馴れしかったかな? あれ?耳赤い? 「ライン君えっと…」 「ハルトだ。」 「ん?ハルト?」 「呼び捨てでいいよ。」 「わかった。僕の事もリアムって呼んで。 ハルトがこの学校に来て1番に出来た友達だよ。これからよろしく。」 そう言うと、 「あぁ。」 と、一言言ってくれました。 そうしてその後は、ハルトと別れて校舎をぐるっとまわって寄宿舎へ戻りました。 まさか自分が魔法を使う事が出来るなんて思ってもなかったから、ワクワクしながら眠りにつきました。
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