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しばらくすると、ペリドットの森が 見えてきました。
「やあ、あそこにいるぞ」
紙飛行機から降りて、森の頂上の 真っ白な木に ぼくは近づきました。
そこの枝に、白いとりは とまっています。
「こんばんは ツルさん。ぼくといっしょに 戻ってください。今日は大切な日なんです」
『ホホウ こんばんは、ニンゲンの子供さん。
残念ながら、ワタシはツルではありません。ワタシは、シロフクロウです』
あれ? あれ? あれれ?
音もなく ぼくの前に下りてきた白いとりは、フクロウさんでした。
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