7.帰る場所

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  「れん、れん……」  はっきりと残る傷に沿って舌を動かす。 「ほら、お前はどこも変わってない……」  しっかりと持ち上がってくるものを喉深く咥えた。喘ぐ悩ましい声が漏れてくる。ジェイの体を温まった壁に寄りかからせた。 「足を開いて」  素直に開いたジェイの後ろに指を滑らせる。口を動かしたまま後ろをそっと刺激した。 (今日はイかせるだけだ) 途中まで入れた指を動かす。  っあっ! はぁっ!!  爪先立って逃げようとする体を引き寄せる。吸って擦って、口と指が連動して動き回る。  も……っぁ……ぁぁ、れん  大きく痙攣を起こし、口を離すとあっという間に精を吐き出した。いつまでも震える体をしっかり抱きしめる。 「れ ん……」 「きれいだ、ジェイ。お前を愛してる」  その夜は抱き合って眠った。互いの肌が心地よかった。   
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