水深22.2m

私の居場所は…どこ? ふわふわと…教室の天井を漂いながら。

澁谷沓(シブヤクツ)♪

3分 (1,266文字)
掌編です。ふわふわと教室を漂ううち…『私』は、自身の居場所に気付くのでした。

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あらすじ

何時もの教室。 何時もの授業風景。 ふわふわと漂う『私』…。 そして『私』は…。 自身の居場所に気付いて…。

目次 1エピソード

感想・レビュー 4

誰にも書けない澁谷文学の神髄

 澁谷氏の小説は感性豊かであり、文章がゆったりと柔らかく結末まで流れていく。  何度も書いているが、氏の文章はよく練られており、小説を読むというより心の耳で朗読を聞いているような気持ちになる。  こう

日常の大切さを教えてくれる作品。

誰もが普通に過ごしていた日常。それが一変した非日常のような日常。あの未曾有の震災から10年。それをテーマにされたという著者様の物語は、しかし普通の日常から始まります。作中で明確に示されてはいませんが、
ネタバレあり
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見つけてあげて(´;ω;`)
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