エピローグ  ~先生、犯罪ですっ~

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 二百八十年前からではないけど、きっとあの日から決められていたことだから――。 『来いっ、優っ!』  彼が自分に手を差し伸べ、叫んだあの日から。 「早く教室入れっ。  瀬ノ宮ーっ」  あのときと同じ声の伊吹に怒鳴られながら、はいはい、と優はゆっくり教室に戻っていった。                          完
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