短筋

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ドウッ!! ゴゴゴゴゴゴゴゴ!! 地震だ。 幾ら文明が発達しても、 自然災害ばかりは防げない。 「イヤァー!  子供がガレキの下敷きにィー!!」 事故が起こったようだ。 俺は声のするトコロへと向かう。 「隙間があります!  また地震が来る前に、  どなたが助けに行って貰えませんか?」 しかし、他の者は。 「隙間が小さ過ぎる…。」 「ここは救護ロボットが来るのを待った方が。」 もっともな意見であった。 しかし、子供を思う気持ちも解る。 ならば…ッ! 「俺が行こう!!」 視線が俺に集まる!! 「俺の名は『ツツミ』。」 「見ての通りの低身長。」 「俺ならばこの隙間に入れるだろう。」 ガレキの下敷きになった子供の母親と思わしき女性がこう言う!! 「ありがとうございます、ツツミさん!!」 「よろしくお願いします!!」 俺は!! 「 い ざ ! ! 」 と、意気揚々に、 ガレキの中へと向かっていった。 ・・・・
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