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あれから3か月経った。
俺は少女の母から礼を言われたり。
市から表彰されたり。
俺よりデカイ奴等が俺の行動に、
賛辞を浴びせたり。
少女とトレーニング仲間になったり。
ま、良いカンジのその後を過ごしている。
俺は『短筋』だ。
背が短い。
短い。
短いが…。
『強い』!
だからあの時、役に立った。
確かに俺は他人より弱いかも知れない。
他人と比べて劣るかも知れない。
だが…。
世の中、何が役立つか解らない。
捨てたモンじゃないな、俺も。
俺は一つ。
確かな自信を手に入れた。
さぁ、今日も『筋トレ』をしよう。
ーーーーーー
短筋……。
…… 完 ッ 。
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