第13章 真実、そして絶体絶命

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「嫌よ、拒否するわ。その前にあなたを警察に突き出してやる・・」 達也が近づいてくる。 突然、真理のお腹に何かが刺さった。 「それは麻酔注射だよ。大丈夫眠ったら何にも痛く無いし、そのまま永遠に目覚めないだけだから」 真理の意識が遠くなる 「大丈夫、君の身体は京子が使うから、君は死ぬのでは無いよ」 「私と京子の為に生まれて来てくれてありがとう・・」 真理は消え行く意識の中で、綾が「健二!」と呼ぶ声が頭の中に響いた。
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