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(回想)
ピコン！
Sairi「家に帰ったら充電を忘れるないいな！必ずだ。また、連絡する」(回想了)
次の日、三恵は会社を休んだ。ベッドで寝込んでいる。
隆二「三恵、大丈夫？」
三恵「うん、有難う隆ちゃん。体調悪くてさ・・・ごめんだけど、陸の幼稚園送りお願いね。」
隆二「うんそれは良いんだけどさ、本当に大丈夫？課長の事があった後に、昨晩のコンビニで見た事といい。何なら僕も休もうか？」
三恵「ううん大丈夫、隆ちゃんもう、陸、幼稚園へ送って仕事行って！私、一人で大丈夫だから。」
隆二「うん、そう？大丈夫なら僕仕事行くね。陸のお迎えは三恵宜しくね」
陸「ママいっきまーす」
隆二「陸、いっきまーすじゃなくて行って来ますでしょ笑」
陸「そうだったー」
三恵「行ってらっしゃい陸。夕方はママが迎えに行くからね。先生の言うことちゃんと聞くのよいい？」
陸「はーい。ほいじゃーねー！」
隆二「陸、それじゃあね！」
昼過ぎ。ピンポーン。家の呼び鈴が鳴る。
三恵が玄関を開けると
絢子「先輩・・・」
部屋に招く三恵。
三恵「絢ちゃん、もう私に近付かないんじゃなかったけ？」
絢子「会社が見舞いに行って来いって・・・三恵先輩大丈夫ですか？これ」
絢子はケーキを手渡す。
三恵「有難う絢ちゃん。紅茶で良い？」
食卓でケーキと紅茶を食べて飲む二人の会話。
絢子「あの、先輩、Kaitter見てませんか？物凄く反響が良いというか・・・」
三恵は、充電が完了していた、タブレットを手に画面を見る。
アプリのアイコンに通知が数多く表示されている。
昨晩のコンビニでの動画のリプライのようだ。
リプ1 「スッゲー！立て籠もりバッチシ映ってる。撮った女の人は神だな！」
リプ2「リアル」リプ3「人質の女の人とコンビニの店員さん可哀想」
リプ4「お巡りさん撃っちまえ！」リプ5「イヤイヤそれじゃやばくね」
リプ6「そうか？この男が頭おかしいんじゃ」リプ7「ポリスやってまえや」
リプ8「ストーカーさん捕まった」リプ9「嘘マジか？お巡りさん吐血したぞ」
リプ10「怖っ」リプ11「お巡りさーんお巡りさん聞こえますか」
リプ11「早く救急車来てあげて」リプ12「犯人は何も悪くない」等々
三恵「皆んな何もわかってない、何でこんな事が言えんのよー！！」
絢子「先輩落ち着いて下さい」
背中をさする絢子。
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