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リプ1「やってるぞこのオヤジ」リプ2「老害!」
リプ3「これ撮ってんのって、コンビニの立て籠もり撮った女じゃね?」
リプ4「神キターーー」リプ5「酒ぐらい買えよ!」
リプ6「ここのスーパー知ってる、ビール108円、チューハイ98円、小さな瓶の酒120円 」
リプ7「激安~」
リプ8「タダで飲める酒がうまいんだよ」リプ9「それじゃダメじゃん」
たちまち、増えていく、リプライ。
スーパー店員「お客様何をなされていますか?」
万引きが見つかったのだ。
白髪の男性「な、何もしてねえ」
スーパー店員「私どものほうで確認しておりました。事務所迄お越しいただけますか?」
警備員「いいからこっち来なさい」
白髪の男性「何もしてねえ、してねえんだよ」
確かな証拠が有るのに惚ける白髪の男性。
徐々に買い物客が集まって来る。不鮮明になりがちな気配。
なんとか、カメラを向ける三恵。
警備員「お客様撮影はお止めください」
三恵の撮影に気づき、手袋でタブレットのカメラを塞ぐ。
三恵「どいて!どいて!」警備員「しかしお客様、相手の方のプライバシーも有るかと」
Sairi「映りが粗いな。ちゃんと撮れ!その警備員を退けろ!ちゃんと撮れ!」
警備員「お客様何度も申し上げてる通り・・・」
三恵「いいからどきなさいよ!貴方死ぬかも知れないわよ!」
警備員「はあ?」
Sairi「警備員が邪魔だ邪魔だ邪魔だ!!!」
三恵「其処どけってつってんだよおっさん!」
警備員「はあ?お客さん貴女、さっきから不謹慎なんですよ」
三恵「あっ」
警備員がタブレットを払いのけ床に滑るように落ちる。
然も、衝撃でフリーズする。
Sairi「もういい、無理だ!無理だ!もう撮らなくてもいい!」
その時だった、
陸「うう、ママ、なんかお腹痛い。うう、痛い痛いよママ」
うずくまり、腹を押さえ苦しむ陸。
三恵「りく!陸!誰かお願い救急車呼んで下さい!このままだと息子がーーーーーーーーーー」
陸の運命は如何に・・・・
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