Passcode 3219

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JK1「ねえねえ知ってる?呪われたタブレットって!」 JK2 「なんか聞いた事ある」 JK3「何?それ」 JK1「なんか、それを手にした、人は、指示に従わないと周りの人間が次々に死ぬんだって」 JK3「へぇ~怖くなーい?」 JK1,2「だよね~」 株式会社F Entertainment 《エフエンターテイメント》 女性向けにファション情報を発信する今時の会社だ。 営業課 課長「おはようございます」 社員達「おはようございます」 課長「えー、今日からうちの会社もやっとこさタブレットを導入しました。今日からの、取材等に役に立てて下さい。」 社員達「やっとこさですね!課長!!うちの会社って情報発信なのに遅かったですね笑」 課長「やっと、総務課が許可を出し、購入する事が出来ました笑 言っても中古ですけどね笑」 絢子「遅すぎます課長笑」 課長「すいません笑」 絢子「そう思いません?三恵先輩」 三恵「ええまあ・・・」 主人公、三恵。営業成績一位のバリバリの営業ウーマンだ。 課長「えっとですね、使い方はまず、電源を入れて・・・」 社員達「知ってます~」 三恵も早速電源を入れる。すると、《パスコードを入力して下さい》と、表示された。 三恵「え?パスコード?」 前のどこの誰かの使用者が、初期設定に戻していなかったのか?困る三恵。 「か、課長あの・・・・・」 プルルルル、社の電話が鳴る課長が出る。「もしもし、・・・・・」 どうしようか、途方にくれる、三恵。その時だった。 「3,2,1,9」 三恵「えっ何これ?」パスコードか何故か勝手に動く。ロックが解除する。 絢子「先輩どうかしたんですか?」三恵のタブレットを覗き込む絢子。 三恵「絢ちゃんなんか、勝手にタブレットがさ・・・」 突如、青ざめ、三恵から離れる絢子。 三恵「あ、絢ちゃん?」 課長「三恵さん、クライアントから電話で至急、話があるから来てくれって!」 三恵「あ、はい、わかりました。大至急行ってきます。」 (まぁ、いいか使えたら)三恵は、そう思う事にした。 課長「さっき何か言おうとしてなかった?」 三恵「すいません、もう大丈夫です」 早々と、取引先に向った。
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