SNS 1

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夜ー 三恵は、ショックと恐怖感に煽られながら帰路へと着く。 「何で、何で、課長が・・・・呪われたタブレット・・事故・・・」 ショックを隠せない。 「こ、こんなもの捨ててしまえ」 三恵は草叢に捨てた。 その時 警察官「あーだめだよ!お姉さん、こんな所に捨てちゃ!不法投棄も犯罪だよ」 自転車で警ら中の警察官に呼び止められた。 三恵「す、すいません。」 三恵はタブレットを拾わずにはいてられず、鞄にしまった。 警察官「これからは気をつけてくださいね。」 三恵「はい・・・」 三恵の自宅。「ただいまー」 「ママーおかえりーパパはもう帰ってるよー」 三恵には子供と旦那が居る。 子供の名前は陸。 陸「ママ今日ね、お友達とジャングルジムで競争して、一番になってね、上からね、お空や遠くの山を見たんだー」 三恵「へーそうなの。でも、怪我には気をつけてね。」陸「うん!わかったママ。」 可愛い一人息子である。夫は、 隆二「お帰り三恵。お疲れ」 三恵「あ、うん、只今隆ちゃん・・・隆ちゃんこそ、お、お仕事お疲れ様。」 三恵は浮かない顔をしていた。 隆二「・・・・どうした?何か元気無いね。体調でも悪いの?」 三恵「実は・・・」 三恵は呪われたタブレットの事は話さず、課長が突然死した事のみを話した。 隆二「そう、それは辛かったね。じゃあ、葬儀に僕も出席・・・」 三恵「やめて!行かなくて良いから、来なくて良いから!!!!」 突如、三恵は大きい声を出す。家族が、愛する、夫と子が、もしと、考えたのである。 隆二「えっ、何?なんかごめんね。」 陸「マ、ママ?」陸も隆二も驚く。 三恵「こっちこそ、ごめんね隆ちゃん、陸。疲れてるのかな?」 (言えない決して言えない。私の所為で課長が、もし、隆ちゃんと陸に何かあったら) 改めて、三恵はそう思った。 三恵「隆ちゃんお風呂入ってくるね」 脱衣所へと向かう。 (このままもう何も起こらならければ) そう思ったその瞬間、 ピコン! Sairi「神島のコンビニに行って、立て籠もり事件を見に行って、動画で撮って、SNSで上げて下さい」 三恵「たてこもり・・・」 三恵「隆ちゃん、ちょっとコンビニ行ってくるね」 隆二「え?み三恵お風呂は?」 慌てて三恵は玄関を出た。
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