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私だって、こんな独占欲の強い男で良いのか、と思うけど貴方を手放す気は無いんですから貴方も私を掴んで離さないで下さい。
「き、如月さん?」
「とにかく、貴方は私の恋人だと皆に言っても構いません。いや、むしろ言って下さい。変な虫が寄り付かないように。」
「は、はいっ!」
「その可愛い笑顔を他の男に見せたくありません」
少し強めに抱き締めると彼女は何も言わずに抱き締め返してくれた。
皆に見せ付けてやりたい。
可愛いくて優しくて純粋な彼女は、私の恋人だと会社全体に分からせて誰も手を出さない・・・いや、出せないようにしたいが、それは彼女が嫌がるので止めることにした。
何はともあれ、可愛い彼女に対してだと私は心が狭くなり独占欲が強くなるらしい。
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