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それに・・・病院で一度だけ「好き」と言われただけでそれからは言われていない。
他の男に気持ちが向いてるんじゃないかと心配になる事もあり、目の前に彼女の姿が無いと仕事にも集中出来ずにミスばかりをしてしまう。
苛立ちばかりが募って、誰にも見られないように閉じ込めておきたいほどに彼女が好きなんだと言ってしまいたいくらいだ。
本当に罪深い女性ですね・・・あ、それより・・・
「桜木さん、欲しい物はありませんか?」
「え?・・・私は如月さんと居れれば他に何も要りません」
「っ・・・また、煽ったりして・・・・・・後悔しますよ」
腕の中で可愛い顔をしている桜木さんの身体を抱き締めて幸せを噛み締めた。
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