可愛い過ぎる恋人

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どうしても会社に行くと言うので仕方なく、10分だけ一緒に居ることにしたが時間は過ぎるのが速過ぎる。 「ちょっ、離してくれます?」 「もう少しだけ」 「10分だけって言いましたよね!?もう、30分が経ちそうですよ!!」 「良いじゃないですか、少しだけ。可愛い私の恋人の顔を見せて下さいよ。ね?」 逃げようとジタバタする彼女の身体を抱き締め首筋にキスすると身体を揺らして固まってしまう。 さて、と・・・そろそろ、怒られますね。 彼女は私に背を向けたまま何も言わないので少し寂しくなり振り向かせようとしたが彼女は一向に顔を見せてくれないので、強引に振り向かせると少しばかり驚いた。 「か、課長・・・」 「顔が真っ赤ですよ?どうかしました?」 何故かは知らないが彼女の顔は真っ赤に染まっており驚いていると、彼女は顔を隠すように手で口元を覆っていた。
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