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『うわぁぁぁぁん』
武弥が泣いてる。
李久『俺、行ってくるから亜紀は座ってて』
亜紀『ありがとう』
秀人『やっぱり奥さんには優しいんですね』
光『気になってたんですけど、あの写真の人誰ですか?』
綾女と亜紀が顔を見合わす。
亜紀『あれは、』
ピンポーン
話を遮るかのようにチャイムが鳴った。
亜紀『綾女、樹亜なんだけど』
綾女『樹真じゃなくて?』
亜紀『うん。とりあえずあげるね』
樹亜『亜紀ー李久は?』
亜紀『武弥の所』
樹亜『李久ー』
樹亜が李久君の所に行って泣きついてる。
それを二人はキョトンとした顔で見ていた。
私らは見慣れた景色だけどね。
李久『樹亜、とりあえず泣き止め。客来てるから』
樹亜『お客さん?あ、本当だ。お見苦しい姿をすみません』
李久『で?三浦と喧嘩か?』
樹亜『まぁ、そんなとこ』
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