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亜紀『片付け終わったよ』
李久『亜紀、おいで。』
亜紀を俺の横に座らせた。
亜紀『何?』
李久『亜紀がいて、武弥がいて、幸せだなって思って』
亜紀『うん。私も。幸せだよ』
李久『今日は一緒に寝ようか?』
亜紀『うん』
普段は別々の部屋で寝ている俺ら。
でも、たまにはいいよな。
ただ、一緒に寝るだけ。
なにもしない。
亜紀に手を出していいのかわからないんだよな。
キスすらもあまりしない。
武彦に悪い気がするのと、亜紀に拒否られたらって思うと中々出来ないんだよな。
夫婦なのに変かな?
武弥をベッドに寝かせて亜紀と同じ布団に入る。
李久『亜紀、おいで』
亜紀『李久君、好き、だよ』
李久『うん。俺も』
たまに亜紀は好きと言葉にして言ってくれる。
俺が不安だと思ってるのかな?
武彦には叶わないって思ってるし、それ覚悟で亜紀にプロポーズしたんだから大丈夫なのに。
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