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亜紀『お母さん、何か飲み物ある?』
『あるわよ。ちょっと待っててね』
『亜紀ねぇ、いつまでこっちにいるの?』
亜紀『すぐ帰るよ。李久君明日仕事だから』
『俺、もっと亜紀ねぇといたい』
こいつ、亜紀にベッタリじゃないか?
もしかして亜紀の事好き、とか?
従兄弟同士は結婚できるし。
でも、亜紀はもう既婚者だ。
わかっててちょっかい出してるんだよな。
で、亜紀はその好意に気づいてないみたい。
あからさまなのに。
『亜紀、今朝来たの?』
亜紀『昨日は李久君の実家にお泊まりだったの。その前に武彦のご両親に武弥を抱っこしてもらいに行ったの』
『そう。武弥ーよかったね。』
亜紀『でも、もう来ないでって言われちゃったんだよね。』
『武弥が武彦君に似てるからじゃないかな?まだ、辛いのよ。きっと。』
亜紀『そうだよね。私はたくさん武弥を抱っこして欲しいんだけど』
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