大切な家族

同窓会

李久『ただいまー』

樹奈『お帰り。何か、飲む？』

李久『スポーツドリンクある？』

樹奈『あるわよ。ちょっと待っててね』

あー疲れた。

希美『りっくん、希美も連れていって』

李久『希美はお留守番』

希美『嫌。樹真ちゃん、りっくんいいって言ったら行っていいって言ってた』

俺が判断していいの？

てか、行くなら仁に連絡しておかないといけないのでは？

李久『樹真、工藤に希美も連れていっていいか聞いてみて』

樹真『私？仕方ないなぁ』

文句を言いながらも樹真が確認してくれている。

李久『亜紀、俺来週からちょっと忙しくなるから帰り遅くなると思う』

亜紀『わかった』

李久『だから、夜はいいや。いるときだけ早めに連絡するから』

亜紀『うん。でも、外食やインスタントばっかりは駄目だよ』

李久『おう。わかってる』