大切な家族

同窓会

亜紀『ここじゃない？』

李久『みたいだな。』

綾女『あ、いらっしゃい』

俺らに気づき、工藤が話しかけてきた。

樹真『樹亜来てないよね？』

綾女『うん。まだ。一緒じゃなかったの？』

樹真『実家で待ってたんだけど来ないから先来たの』

綾女『そうなんだ。とりあえず中に入って。会費はここで集めるね。１人5000円』

李久『二人分』

樹真『私の分は？』

李久『自分で出して』

樹真『だよね。』

俺らはお金を払って、中に入った。

席は自由みたい。

まだ、数名しか来てなかった。

『おっ、李久。』

李久『結婚式の二次会以来だな』

『子供いねーの？もう生まれたんだよな？』

李久『俺の実家に預けてきた。』