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ブゥゥゥン ブゥゥゥン
スマホがバイブと共に着信が入る。
珍しく父親からであった。
銀:ん、、、、何、、、、、
父:寝てたのか?
銀:ぅん、、、、用件は?
父:学校側からメールがきてな、内容を詳しく知りたいんだ。
ここ最近会話をしてない父親からの電話に少し驚く銀だったが、内容を話した。
父:きったのか!?
声を大きく、そして怒っている様子の父親。
その声に驚き目を覚ます銀。
銀:きったって、言っただろ。
父:まさか、、、あり得ん、、、、、
銀:何が?
父:そのゲー、、、、、、、ても、、、危、ん、、、だ。オ、、、も、、、昔、、、、、、
突然雑音が入り、父親の言ってることがメチャクチャで何を言っているのかわからない。
銀:ちょ、何言ってるかわからないんだけど、、、
しばらく何も聞こえなくなり、銀はきろうとした。
すると。あの声が聞こえてきた。
父:な、何でここに?俺に手を出せないはずだろ!
サトミ:そうね、手を出す事は出来ないわ。
電話の向こうから父親とサトミの声が聞こえてきたのだ。
とっさに受話器をみみにあてる銀。
父:目的は何だ!?
サトミ:やだわ、もぅ気づいているんでしょ。
父:銀か、、、、、、
サトミ:ピンポーン。正解!!
父:ふざけるな!俺の願いは、、、
サトミ:あなたの願いは確か、俺を二度とこのゲームに参加させるな。だったはず。違ったかしら?
父:くっ、、、、、確かに、、、、
サトミ:あなたをゲームに誘ってないわよ、あなたの息子を誘ったけどね、、、聞いてるんでしょ?銀。
銀:あぁ、、、聞いてるが、親父、どーゆう事だよ?説明しろよ!!
サトミ:私が説明するわ。後からね。って、もうそろそろだけど。
眉間にシワを寄せる銀。すかさず時計に目をやると、23:59分、、、、
銀:嘘だろ、俺、、、、こんな時間まで寝てたのか、、、、、
父:銀、こいつの話しは本当だ。見つかると死ぬゲーム。かくれんぼは実際にあるんだ。お前はそれを強制的に参加させられたんだよ、俺と同じでな、、、
サトミ:親子揃って強制参加、、、血は争えないわね。残り30秒。
銀:待て、どうすりゃーいいんだよ!?
父:、、、見つかるな。
銀:それだけ!?
父:それしかいえん!!鬼を倒そうとか考えるな!!
サトミ:残り15秒。
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