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銀:見つかると死ぬって、頭おかしんじゃないのか?
真里:そんな遊びあるわけないじゃない。
女性:それが あ る の 。楽しそうでしょ。
真里:いや、楽しくないでしょ。
女性:楽しいわよ。最後まで残った人は何でも願いを叶える事が出来るんですもの。
銀:お前、どこの病院抜け出してきたんだ?
女性:失礼しゃうわ。
真里:精神科じゃない?
女性:良く言うわ。
銀:じゃ、何だよ?
女性:単刀直入に聞くわね。かくれんぼする?私と遊ぶ?
真里が冗談じゃないと言いかけたが、銀が無言で電話をきった。正気じゃない奴とこれ以上話しても無駄だと感じたからだ。
公衆電話から離れて歩く2人だが、またも呼び出し音が、、、
無視する銀に対して真里は後ろを振り向いた。
立ち止まり、 嘘っ っと、手を口にあてる。
横目で真里を見た銀もまた後ろを振り向き、目を大きく見開いた。
呼び出し音は鳴りっぱなしだが、肝心の公衆電話がない。ボックスごと消えたのだ。
真里:電話がなくなってる、、、
銀:それもそうだけど、この呼び出し音はどこから、、、
辺りを見回してもどこにもない。この不思議な現象はさらに続く。
ガチャ っと、受話器をとる音が、、、
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