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無いはずなのに、受話器をとる音が頭の中に響く。
それと同時に激しい頭痛に襲われる。
女性:き っ ちゃ っ た。
女性の声が頭に響く、入って来るのを2人は感じた。
女性:ダメじゃ無い、人の話は最後まで聞かなきゃ。
真里:うぅ、、、ぅ~~ん、、、頭、、が、、
銀:ど、、、どうなってんだ、、、、
女性:テレパシーよ。直接あなた達と繋がってるの。
銀:な、、なに、、、、
女性:あなたが電話を切っちゃったから、直接話してるの。頭痛はすぐに治るわぁ。
真里:確かに、頭痛は少しずつ治ってきたけど、、
銀:なにもんだよ、お前。
女性:自己紹介してなかったかしら?私はサトミ。宜しくね。
聞き覚えのない名前に首を傾げるふたり。
サトミ:もっと、あなた達と話したいけど、また今度にするは。用件だけ伝えるわね。私の問いに対して、無言できったあなた達2人は、ゲームの参加者になったわ。
真里:えっ、、、
銀:はぁ?
サトミ:聞いてなかった?参加することになったのよ。おめでとう。
真里:いやいやいや。しないから。
銀:そゆ事。しないから。
サトミ:言っときなさい、迎えに来るわ。今日の夜中0時にね。じゃ、その時にね。簡単にgame overに、ならないでね。バイバイー。
プツン、、、、
、、、、、、、、
真里:えっ?夜中?
銀:・・・・・
銀の様子がおかしい。震えてるのだ。横にいる真里が気づかないはずがない。
銀の肩に手を添えて、 大丈夫? と。
銀:さ 最後の言葉、、、聞き覚えがある。
真里:どの部分?
銀:game over
真里:それって、夢の事? ぐ、、
偶然でしょ っと、言いかけたが、銀は肩にある手を払いのけ、 偶然じゃない と。
銀:偶然じゃない。今思えば、声も同じだ。
真里:やめてよ、こわいじゃない。
銀:あっ、ゴメン、、、
真里:この事さ、誰にも言わないで。
銀:言ったところで、信じる奴いないだろ、、、
真里:まぁ、確かに。忘れよ。今は学校。遅刻してるんだよ?
真里は極度の怖がりである。高校のことを考えておけば落ち着くからそぅ言ってるだけのことである。
銀はこれ以上話すと真里が余計に怖がると思い、一言、 わかった と。顔を下に向けながら高校へと向かう。
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