166人が本棚に入れています
本棚に追加
間も無く……深夜に差し掛かろうかと言う今……
ネオンの光る都会の街は眠る事を知らない……
道行く人が、私を怪訝な目で見ている気がする……
酔っ払いのサラリーマンが、私に欲情している気がする……
事実、酒に酔った男性は、にやにやと嫌らしい笑顔で私の顔を見ては声を掛けて来るんだ。
勿論……私だって、彼等と目的は一緒だよ……??
でも……
私は、あんな人に抱かれるのは嫌……
私にだって、男を選ぶ権利くらいはあるよ。
結局……相手が見つからないまま私は、ふらふらと1人夜の街を彷徨っていたんだ…………
最初のコメントを投稿しよう!