六章
14/15
読書設定
目次
前へ
/
122ページ
次へ
家のなかから、愛莉も見おぼえのある杏の母が顔をだし、声をかけてくる。愛莉が子どものころに見た顔より、だいぶ老けているが、杏の母だということはわかった。人間はけっこう、何年たっても面影を見きわめられるものだ。 だから、まちがえるはずがない。 これは、杏じゃない。 「さあ。人違いみたい」 そう言って、杏ではない杏は家のなかへ入っていった。
/
122ページ
最初のコメントを投稿しよう!
65人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,213(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!