不思議

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不思議

「僕の好きな作家が、本に書いてたんだよね」 世の中に不思議なことはない。 「まあ、ようするに必ず理由はあって、ただ、今はわからないだけってことなんだけどさ」 暫しあと、男は女に言った。 「僕は君のことを理解できないけど、いつか分かるようになれたらいいな。結局好きだから」
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