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石を持って歩いていると今度は五丁目さんに出会う。
五丁目さんの視線はタッくんの持つ石に。
「タッくん……。その石をこの3分シリーズ新刊と交換してくれないか？石焼き芋を作る石によさそうだから」
タッくんは、この時点で何かあるな？と気付く。
「いいでしょう」
そうしてタッくんは3分シリーズ新刊を手にした。
それは更紗さんの中古カセットに変わり、中古カセットははろんさんのらぶのお古の首輪に変わり、らぶのお古の首輪はうたうものさんのイラスト集に変わる。
うたうものさんのイラスト集は香多くんの「タッくん専用チケット」に変わった。
気付いたならば、タッくんは伊織先生のスタジオにいた。
「タッくん、ちょっと早いけど誕生日おめでとう！タッくんのお誕生日会にようこそ！」
良くんが、声だかにタッくんを歓迎する。
げたんわくんが、せっせとケーキや料理やビールを用意している。
「ふふ。みんなで謀ったね？」
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