1328人が本棚に入れています
本棚に追加
第9話 クリスマス・エッチ
ダメ、それ以上は・・・。
確かにそう口走った後、2度、3度、そして4度目に突かれた瞬間、意識が跳んだ。
・・・・
気がつくと、頬に枕の感触がある。目を開けても髪の毛が邪魔で見えない。下半身は、まだビクビクと痙攣してるのに、動けなかった。
私はうつぶせで大の字になっているんだ。そう判った時、小暮さんが顔にかかる髪を掻き上げてくれて、私の目をのぞき込んだ。
「大丈夫かい?」
うん、と軽く頷きながらも「もう、ダメ」と言っていた。
小暮さんと付き合い始めた頃は、そんなに、いや、全然感じなかったので、自分からセックスに積極的な訳では無かった。
だから、基本的に小暮さんに求められるままのセックスだ。
今日、小暮さんはいつものように私の敏感なところにキスして、まず逝かせてくれた。
最近、唇をすぼめ敏感なところを少し吸い出すようにして、それを上唇と下唇で挟んでから舌で転がす。
それが、なんとも気持ちいい。直ぐに、逝ってしまう。逝く直前、思わず股を締めてしまうので、小暮さんの顔を太股で挟んでしまう。
最初のコメントを投稿しよう!