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おそらくかなり強く挟んでいるのに、小暮さんは怯まず、口を私の敏感なところから離さない。そして、円を描くように舌を動かすと、保っていた糸が切れるような感覚で逝ってしまう。
ぐったりとしていると、小暮さんが私を引き寄せるように横に転がしてうつ伏せにした。
そして、後ろに回ると私の腰のあたりからお腹側に手を回して持ち上げるように引き上げたので、私が四つん這いになった。
あっ、バックだ。初めての経験だ
そう思っていると、小暮さんは自分のモノを、後ろから私の溝に沿って探すように上下させていたが、見つけると一気に突いてきた。
いつもと全然違う感覚だった。当たるところが違うのが新鮮だったが、何よりも、いつもより奥まで届いている気がした。
そして、ピストンを始めると、どうも子宮を突かれるような感覚がした。
以前、幸司と付き合った時に、幸司が私の足を広げ、思いっきり突いた時に、子宮に当たった気がした。その時、とても痛くて「痛い!」と叫んだことがある。
だから深いセックスはずっと怖かった。
その事を話したことがあるので、小暮さんは、無理矢理力一杯突いてくるような事は、しなかった。
でも、今日は少し感覚が違った。子宮に当たる度に、子宮から脳に突かれた時の響きが快感となって身体中を伝わったていく感じがした。
それを繰り返していくと、突かれる度に身体全体を伝わった快感が頭の先に貯まっていく。
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