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小暮さんが突くのを強めると、快感の勢いが頭で止まらず、少しづつ、頭の先から突き抜け漏れていくような感覚になった。
徐々に、四つん這いの身体を腕が支えられなくなり、顔を枕に埋め、腰を突き出すような格好になり、両手はシーツをしっかりと握っていた。
すると、私の中の後ろ側を小暮さんのモノが強く擦ってから子宮に達するようになり、より強い快感が頭に向かって勢いよく伝わった。
もはや、頭で快感が止まる事は無く、突かれる度に頭の先がフラッシュする。
私は顔を枕に埋めたまま左手でシーツを強く握り、右手は握り締めて突かれる度に、大きく声を出して、シーツを叩いていた・・・そうだ。
そして、少し顔を上げ「ダメ、それ以上は・・・」と懇願した後、「あ~」とも「う~」とも聞こえる大きな声を発して、果てて、膝も崩れ落ちてうつ伏せに大の字になった・・・そうだ。
私は覚えて無い。
少し落ち着き、仰向けになった私の胸にはCHAUMET(ショーメ)の「リアン」のペンダントが2つ輝いている。
今日、小暮さんにクリスマスプレゼントだと言って、買って貰った。
いつものようにホテルに入って、シャワーを浴びバスルームからバスタオルを巻いて出てきた私に、小暮さんが言った。
「CHAUMETを付けてくれないか」
少し驚いたけど、承知した。
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