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第2話 プチ愛人の維持費
ラブホテルの部屋を出てフロントを通る時に見ると、パネルが全部埋まっていて、何組かが待っていた。
「やはり、お盆だねぇ。平日でも混むね」
しみじみ、小暮さんが言った。
今日はまた新しい経験をした。
生理(予定ではあと2日)前で少し胸が痛い、だから、あまり強く揉まないで欲しいと小暮さんにお願いした。
小暮さんは、快く『解った』と言った後で、言い出しにくそうに言った。
「今日、コンドーム無しでもいいかい?」
「中で出したいのですか?」
「嫌なら、外で出す。それも嫌なら、いつも通り(コンドームあり)で」
私は生理はかなり順調に来る。大丈夫だろうと思って承知した。
「中でもいいですよ。初めての経験ですけど」
小暮さんとのコンドームを付けない初めてのセックスは、いつもより気持ち良かった様な気がした。
それよりも、子宮に精液がかかるのが判って驚いた。
あんなにもハッキリと感じるんだ!
彼が射精した時、思わず「あっ、かかってる!」と口に出して言ってしまった。
小暮さんは、射精した後、ものすごく感動してくれて、中に入ったまま、ギュッと抱きしめてくれた。私も小暮さんのものが中に入ったままで足を絡めて、軽くしがみついた。
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