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ノート1の1 『作者の責任の事』
このノートを、当事者以外が手に入れて読む事があるとすれば多分何も問題は無い。
書いてあるのは分かり易い『厨二病』というスラングで括られる、なんだかよくわからないがものすごく体中が痒くなるか何かして、読み進めるに居た堪れない気持ちになる事だからだ。
あるいは、他人の日記か何かだろうからと笑いながら読める人もいるかもしれない。
またあるいは、厨二病と呼ばれる(未来に向けてはこの言語が残っているかどうかは分からないが)『現象』について全くの理解をしなかった人は、読むに堪えず即座ゴミに捨てるかもしれないな。
次に当事者が手に入れてしまった場合。どういう状況だろうなぁ、でもこの先何が書いてあるのかは、ノートに振られた名前とこの書きだしでなーんとなく察している事だろう。
その場合は手に入れた人の判断に委ねよう、十中八九燃やされると思うけど、まぁそれでいいと思う。
俺は別に『これ』を未来に残したくて書いたんじゃないんだ。
当事者の奴ら、っても……面識しかない奴もいるからな、だから一応最初に書いて置くけど。
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