恐怖症
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深夜徘徊。 この言葉に、子供の頃、恐怖を抱いていた。 昼は、笑顔の時間だ。 笑っていなければ、嫌われる。 笑っていなければ、気味が悪いと蔑まれる。 そんな、日向の人間達の時間。 逃げればよかった。 けれど、夜が怖かった。 幼かった。 後悔は出来ないが、今でもあのころの僕を殴りたい。腕を見れば、消えない傷があり。ふと部屋を見渡せば、ボロボロの壁がある。 俗にいえば、ヘタレだ。 逃げるのが、怖かった。
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