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〇主人公
・御風 オウカ(12)
家族を知らない以外、どこにでもいる小学6年生の男の子だが、UAV『ジンライ』のパイロットに選ばれた。
天涯孤独の身で、施設に置き去りにされていたところを保護され、"御風 オウカ"と名前を与えられている。
UAVパイロットとしての訓練を受けていく中で、イチシキとジンライの本来の運用法を知り、ホーネット撃破のため、オウカ自らが犠牲となる作戦を提案した。
「誰かに必要とされる」こと、「与えられた役割を全うする」ことを望んでおり、自分の名前が『ある兵器と、とある部隊』の名称であること、由来を同じとするジンライに乗ることも、何かの運命であると考えていた。
その正体は、アルターエゴの襲来に伴い、生命の危機に瀕した『地球そのもの』が生み出した、アルターエゴに対する"対抗策"。
肉体は人間と認識されているものの、素材は撃破されたアルターエゴの残骸である。
家族は居ないのではなく、"元から存在しない"。
名称も、施設の職員が無意識下で地球に干渉されて名付けたものであり、オウカが1人で暮らすことに関して、他人が無関心であるのもまた、地球からの干渉によるものである。
ジンライに搭乗すれば、"確実にアルターエゴを倒せる"能力を発揮できるが、それ以上の能力は発揮できず、アルターエゴにとって代わることもできない。
アルターエゴの頭脳『ホーネット』と戦う時のみ、セントエルモの火を増幅できる特殊能力を発現する。
名字の『御風』は"神風特攻隊"の(カ)ミカゼから、名前の『オウカ』は"特攻兵器 桜花"を由来としている。
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