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告別式までの四日間、どうやって過ごしたのか記憶になかった。
ただ、どんな時でも人間どうにか生活出来るもんなんだなぁと、頭の片隅で思っていた。
時は流れていく
朝が来て、夜になって、また夜が明ける。
でも、俺の頭の中と心の中は、ずっとあれから止まったままで、なにも動き出さない。
不思議だった。
みんな当たり前のように、俺と千波は付き合っている前提で話してくる。
当たり前のように、千波が俺を待っていたと言う。
当たり前のように、俺に会いたがっていたと言う。
なぜだ……
1年前に、俺は千波に別れを告げられて
好きな人が出来たからと…
一緒にフランスに行くからと…
そこで、一緒に暮らすからと…
それから、電話もラインもメールも繋がらなくて
俺は、諦めるしかなかった。
なのに、なぜ……
千波は、本当は、ずっと闘病していて……
俺はなんで信じてしまったんだろう
なんで見抜けなかったんだろう
あんな嘘を
どうして手放してしまったんだろう
どうして追いかけなかったんだろう
あの時、どうして……
ごめん、ちな
一緒に居てやれなくて……
ごめん……
ごめん……
ごめん……
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