衝撃

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真「…今日はって事は、いつもは此処のお客さんなんですか?」 チラッと永倉の顔を見ると、気まずそうに視線を逸らす。 永「…あ〜…あっ!ほら、来たぞ!」 永倉が話を逸らすようにして指さした先に顔を向けながらも指差ししている永倉の手を降ろさせる。 真「指差しちゃダメですよ。…すごく綺麗な方ですね!」 建物の中から出てきた人を見て、真琴は目を輝かせた。 そんな真琴を見てニッコリと微笑む。 「…明里と申します。」 真「…明里さん…。」 真琴は永倉の目的を理解し、俯いた。
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