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真「ふぅ。……広いなぁ。」
此処を毎日掃除する事を考えただけで骨が折れそうだと思い、思わずため息が出た。
「おっ、真琴ちゃん!ため息なんかついてどうした?」
声の方へと振り返ると永倉と原田、藤堂がいた。
真「お兄ちゃんに左之助さんに平助くん。…いや、広いなぁって思っただけですよ。」
疑問を抱く2人に対し、原田は真琴の気持ちを察したようで、肩をポンと叩いた。
原「手伝うから、いつでも言ってくれ。」
ニカっと爽やかに笑う原田に、真琴は目を輝かせた。
真「さすが、左之助さん!ありがとうございます!!」
永「なんだ?!分からんが俺も手伝うぞ?!」
藤「俺だって、手伝いくらいなら出来るよ?!」
負けじと2人も手を挙げる。
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