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押し出されるように勝手に声が漏れてしまい、日夏は慌てて両手で口を塞いだ。 「なにしてんだ」 「だって、声」 「ん?」 「俺……うるさい……から」 「バカ」 その手は剥がされ、指をきつく絡め取られる。 「揶揄うんじゃなかったな」 「……けど」 笑い含みの、熱い息が耳に吹き込まれる。 「聞かせてくれ」 次の瞬間、力強く突き上げられて、泣き声みたいな悲鳴を上げてしまった。
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