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だって瀕死の彼女は『み。水……水……』と、だけしか、僕に述べてはくれないんだよ。
でもね、良く見ると──自動販売機に水の販売などないから。僕はえ~と……
どれにしようかと? 更に悩んでしまう……
さてさて、お水がないから、何にしようかね?
う~ん……ん? そ、そうだ!
水が販売していないのならお茶にするかな?
「え~と、お茶? お茶? 」と、独り言をひたすら漏らす僕だよ。う~んと、見てみると──「あっ、あった? お茶だ?」
と、こんな感じでね、お茶がありました。僕は慌てて財布のチャックを開いて百円玉を出しましたとさ……
その後はね、慌てて自販機のお茶の所のボタンを押そうとしたんだよ。でもね、押せなかった──温かいと、記載していたから。ううう……残念だよね……
まあ、温かいお茶を購入しても良かったのだけど。仮に彼女に温かいお茶を飲ませて上げるとするじゃない?
それでね、もしもだよ?
彼女が猫舌だと不味いじゃない?
だって熱いお茶を猫舌の人に飲ますと、熱くて熱くて仕方がないと思うんだ?
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