第1話 ある日の夜

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でもさ、僕彼女の容姿を何度も見直すけれど。やはり病院に連れていくのは悩むんだよ? だって彼女の着衣して物は、中世のヨーロッパの騎士が着衣しているような、鉄の鎧なのだ。 それにまだ鎧だけなら、脱がせば何とかなるから良いけれど。う~ん、どう述べたら良いかな? まあ、見ていて可愛いし僕的には問題ないのだけれど。先ず病院に連れていけば、看護師さんや病院先生等もびっくりするとは思うんだよ。 だって先程述べたけど、彼女の両耳には、大変に可愛らしい、大きな笹のような、耳が付いているんだ。 だからそんな容姿の彼女を、病院へ連れて行く訳にはいかないと皆さんも思わないかい? 僕はまだ、普及が始まりだしたばかりの、携帯電話も持っているから、救急車を呼ぼうとも考えたのだけど。寝ている彼女の容姿を確認して、思いと止まった。
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